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設立趣旨
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生活圏のなかの緑地空間は都市・地域の環境に不可欠な構成要素であり、公共財産としてのその保全や創生は、生活者すべてに関わる重要な課題です。雑草はこのような緑地環境を劣化させる最大の要因となっているだけでなく、その蔓延が防災上、衛生上のさまざまな問題の原因となっています。また、雑草の生理・生態を無視した低水準の管理は、大量の雑草ごみの発生・焼却などによる環境負荷を生じています。この状況の放置はますます事態を悪化させることになります。
雑草対策は本来、科学的根拠に基づき最少の環境負荷と合理性、持続可能な方法で行われるべきものです。さらに、適正な雑草管理水準の設定には、利害関係者の相互理解やコンセンサスが不可欠です。このことから、雑草管理技術の普及に際して、ハードテクノロジーとソフトテクノロジーを融合させた専門技能の育成が課題となります。
本研究所は、2002年5月に発足した「防草緑化研究会(会長・伊藤幹二)」が母体となり、生活圏の雑草とその管理に関わる技能について、研究・開発・教育・普及を行う専門機関として設立されました。 |
ミッション |
本研究所は、適切な雑草の制御・利用技術の確立と普及によって、生活圏緑地環境の保全・向上・創生に貢献することを目的とした集団であり、質の高い情報発信とその科学的基盤の充実を図るために以下の活動を行います。
1)データベース・情報の蓄積、研究調査の推進とその体系化により、生活圏雑草科学ともいうべき新しい実学分野を確立させます。
2)専門技術者養成の教育体制を所内に確立し、多くの緑化関係者に雑草と雑草管理の知識と技術を習得させることを通じて、広域的な雑草管理レベルの向上を目指します。
3)現場の個々の雑草問題の相談窓口として、情報伝達網を確立し問題解決の要望に対処します。
4)関係諸機関との密な連携によって、効率的な問題解決や成果の高い共同研究を行います。 |
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