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緑地雑草科学研究所
Institute for Urban Weed Science
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活動内容
 緑地雑草科学研究所は、都市・市街地など生活圏環境における “みどり”の機能向上とその持続的保全を目標に、雑草および雑草の制御・利用に関する問題解決に、専門的立場から取り組んでいます。
 緑地雑草科学研究所がサポートする“ところ”と“ひと
◆ 環境問題対策として、正しい雑草管理の知識が必要とされるところ
     ―  公共緑地管理、企業緑地管理、集合住宅緑地管理などの責任者
◆ 雑草問題対策として、正しい雑草管理技術の提案が必要とされるところ
     ― 造園・土木業、緑地管理業、種苗生産・出荷業などの技術・営業担当者
◆ 雑草問題の解決に必要な研究や管理技術・資材を開発したいところ
     ―  関係分野の研究者、開発・マーケティング従事者
◆ 生活の場や周辺の緑地環境の改善に積極的に関わりたいところ
     ―  緑化や植物に関心の深いボランティアや住民グループ
 緑地雑草科学研究所の主な活動
  • 研修会、勉強会の受け入れおよび講師派遣
  • 調査・研究の指導および受託
  • 製品や技術サービスの評価・診断
  • 個別案件に対する資料・情報の提供
  • シンポジウム・研究会の定期的主催
  • 専門誌等の発行
 緑地雑草科学研究所は、これらの活動を通じて蓄積される情報と雑草科学基礎知識の統合・体系化によって、「生活圏雑草科学」の構築を目指します。
 サ-ビスの提供」ページをご覧ください!!


これまでの活動

  活動実績
 公開セミナー「緑地管理における外来種と在来種-そのリスク管理について-」を
   開催しました。
 1月24日、神戸市の兵庫県民会館にて、独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構 中央農業総合研究センターの黒川俊二氏を講師に招き、公開セミナー「緑地管理における外来種と在来種-そのリスク管理について-」を実施しました。
 前半部では、主に生物多様性基本法と外来生物法について、後半部では、ライグラスを例に挙げ、そのリスクをどのように判断するのか、リスク管理をどのように行っていくべきであるか、という講演を行っていただきました。  質疑応答では、外来生物法の罰則規定が厳しいわりに、同法の周知が十分でない点、特定外来生物を指定する基準もあいまいである点の指摘がありました。また、法律の制定だけでは問題に対応しきれていない点も指摘され、外来種・在来種に関わらず、個別・場面ごとのリスク評価が重要であるという点、問題となる種についての防除の研究を進めていくべきであるという点などについて、活発な議論が行われました。今回のセミナーは、昨年8月に続く緑地管理の法律に関するセミナーでしたが、法規の面だけでなく、外来種と在来種についても改めて考えさせられた興味深いセミナーとなりました。
 IUWT第3回公開シンポジウムを開催
 テーマ
緑地雑草の機械的制御の現状と課題
 プログラム
1.緑地雑草問題と機械的制御方法
     伊藤幹二(NPO法人緑地雑草科学研究所)
2.雑草からみた機械的防除
     伊藤操子(京都大学名誉教授)
3.作業性からみた機械的防除:畦畔・法面の草刈作業の負担軽減
     亀井雅浩(独立行政法人近畿中四国農業研究センター)
4.機械化による草刈作業の労力軽減
     野田雅憲(株式会社オーレック)
5.道路管理からみた機械的防除
     音成正明(西日本高速道路エンジニアリング四国株式会社)
6.総合討論
 2011年9月9日に愛知県産業労働センターで「緑地雑草の機械的制御の現状と課題」をテーマにした公開シンポジウムを開催しました。
“正しい雑草管理とは各ツールを適所適材的に組み合わせ、総合的に活用すること(IWM:integrated weed management)である”という立場に立って、雑草対策に活用できるツールを順次検証していく一連のシンポジウムの第3回目です。
 除草作業が雑草の生態を無視した清掃作業として捉えられている現状や今後気候変動に伴い雑草害が増え、それに伴う二次的な問題の発生が懸念されることに関して指摘がありました。また、機械刈りを定期的に行う場所に生える雑草の生態的な特徴や、草種によって防除に有効な刈り込み時期が異なることについての話に続いて、水田畦畔・法面の草刈作業における作業負担や事故の状況、道路上の草刈作業時の飛び石による事故や、これらの事故を減らすための取り組みについて紹介がありました。総合討論では海外では実行されているIWMが日本では全く行われていない現状やその原因について議論がなされ、IWM実現のためには防除対象を明確にし防除目的雑草の生態を熟知した上で管理計画を立てることの大切さを再認識し、「草刈り」作業のあり方について考えることができました。
 今回のシンポジウムは61名の方々に参加いただきました。多数のご参加、ありがとうございました。
* 本シンポジウムの要旨を50部限定2,000円(送料込み)で提供いたしております。
ご希望の方は、お問い合わせフォームまたは申し込み用紙にお名前、住所、電話番号を記入し、研究所事務局までご送付ください。
連絡先 >> Fax : 0778-52-8300 / お問い合わせフォーム
(NPO法人防草緑化技術研究所 事務局)
 緑地管理の法規に関するセミナーを開催
テーマ
緑地管理における環境リスク面からの規制について
―適切な総合防除(IWM:integrated weed management)実現に向けてぜひ知っておきたいこと―
プログラム
1.講演 13:40-14:40
    緑地に関わる環境リスク対策と法制度(総合的防除を目指して)
      西嶋英樹氏(環境省水・大気環境局土壌環境下農薬環境管理室長)
2.パネルディスカッション 15:00-16:20
    最適管理の実現と環境リスク排除への科学アプローチ
     ―よりよい緑地維持のために両者はどう折り合ったらよいか―
    話題提供者:
      與語靖洋氏(独立行政法人 農業環境技術研究所)
      杉本英久氏(兵庫県農政環境局農林水産部農業改良課)
      東野 太 氏(神戸市公園砂防部管理課)
      伊藤幹二氏 (NPO法人防草緑化技術研究所)
    コーディネーター:伊藤操子(NPO法人防草緑化技術研究所)
 2011年8月5日に兵庫県民会館で「緑地管理における環境リスク面からの規制について―適切な総合防除(IWM:integrated weed management)実現に向けてぜひ知っておきたいこと―」をテーマにしたセミナーを開催しました。
 環境省が平成22年に作成した、緑地全般を対象とした病害虫管理や植栽管理の情報が載る「公園・街路樹等病害虫・雑草管理マニュアル」の解説に続き、パネルディスカッションでは農薬開発の安全性評価やリスク評価、神戸市の緑地管理、兵庫県の植物防疫事業に関する取り組み、緑地における有害生物の体系的管理手法について話題提供がありました。参加者からは神戸市や兵庫県がマニュアルをどう活用しているのか、といった質問や、緑地管理予算が減っているなかでコストの高い管理方法が主体である現状は矛盾を感じる、といった意見がありました。薬剤利用のイメージの悪さから、必要であっても薬剤が使用しづらい現状をどのように変えていけばいいのかについて、活発な議論があり、時間が足りないほどの盛り上がりようでした。
 多数のご参加、ありがとうごさいました。
* 本セミナーの報告書を40部限定で2,000円(送料込み)で提供いたしております。
ご希望の方は、お問い合わせフォームまたは申し込み用紙にお名前、住所、電話番号を記入し、研究所事務局までご送付ください。
連絡先 >> Fax : 0778-52-8300 / お問い合わせフォーム
(NPO法人防草緑化技術研究所 事務局)
 IUWT第2回公開シンポジウムを開催
 テーマ
非耕地雑草の化学的制御技術の現状と将来
 プログラム
1.非耕地雑草の問題とその解決プロセス
伊藤幹二(マイクロフォレストリサーチ 株式会社)
2.除草剤の機能と非耕地雑草の生理・生態
伊藤操子(NPO法人防草緑化技術研究所)
3.除草剤の安全性-緑地管理における利用の観点から-
與語靖洋(独立行政法人農業環境技術研究所)
4.非耕地における除草剤利用の現状
   鉄道   宮崎敏治(株式会社 アセント)
道路   渋谷浩司(株式会社 理研グリーン)
林業   越智和彦(大同商事 株式会社)
植栽地 河野光和(ダウ・ケミカル日本 株式会社)
5.総合討論
 2010年12月10日に愛知県産業労働センターで「非耕地雑草の化学的制御技術の現状と将来」をテーマにした公開シンポジウムを開催しました。
 除草剤・抑草剤をテーマとした研究会は、今年3月に開催した研究会に続くものでしたが、今回の公開シンポジウムではさらに深く様々な話題を取り上げました。非耕地における雑草が問題となる過程や問題化を防ぐために考慮するべき事柄、除草剤の作用機構や登録に至る過程、利用に際する注意等、緑地で抑草剤・除草剤を利用する際に理解しておくべき事柄に続き、後半では、実際に緑地を抱える様々な現場において除草剤をどのように利用しどのような問題を抱えているのかを講演いただきました。総合討論では、耕地とは異なる緑地ならではの薬剤利用の難しさや、緑地の雑草管理における、長期的な視点に基づく管理計画の必要性が指摘され、より適切に緑地管理を行っていくうえで大切にするべき事柄を考える機会となりました。
 多数のご参加、ありがとうございました。
* 本シンポジウムの要旨を50部限定2,000円(送料込み)で提供いたしております。
ご希望の方は、お問い合わせフォームまたは申し込み用紙にお名前、住所、電話番号を記入し、研究所事務局までご送付ください。
連絡先 >> Fax : 0778-52-8300 / お問い合わせフォーム
(NPO法人防草緑化技術研究所 事務局)
 IUWT第2回研究会を開催
 テーマ
都市・市街地の雑草対策と除草剤:現状と課題
 プログラム
● 講演:
 除草剤とは(除草剤についての基礎解説)

(資料をご希望の方は事務局までお問い合わせください
● パネルディスカッション:
 化学的防除剤の使用実態についての現状と問題点
・鉄道敷
・道路敷
・公園緑地
● 総合討論
 2010年3月8日に尼崎市中小企業センターで、「都市・市街地の雑草対策と除草剤:現状と課題」をテーマにした研究会(IUWT第2回研究会)を開催いたしました。
 当研究所では、緑地の雑草対策に活用できるツールについて、特徴・利点・問題点の見直しを行い、適材適所に組み合わせを活用する方法を検討しています。昨年度の「防草シート」に引き続き、今年度は除草剤・抑草剤を対象とした年2回の研究会を予定していますが、そのうちの第1回目の研究会でした。
 講演として除草剤の基礎知識についての解説があり、続くパネルディスカッションでは、実際に都市・市街地で除草剤を使用している場面での、薬剤の種類、散布の方法や効果、苦情等の現状と問題点について話がありました。総合討論では、雑草管理は後回しにされがちな問題であるため先を見据えた計画的な管理が行われにくいこと、一般の人たちの除草剤に対するイメージの悪さが話題にあがり、生活圏での雑草管理の難しさを改めて認識することとなりました。除草剤に対する偏見を減らし、計画的・合理的な雑草管理の大切さを知ってもらうことなど、今後の課題にも話が及び活発な意見交換がなされ、あっという間の閉会となりました。
 多数のご参加ありがとうございました
 公開シンポジウム(IUWT第1回研究会)を開催
 テーマ 
 防草・緑化へのシート活用の現状と将来
 プログラム
Ⅰ.防草シートとは何か?
Ⅱ.防草シートの現在:構造と活用場面からのアプローチ
Ⅲ.緑化場面の雑草問題とシート活用技術:
  試験事例からの考察
Ⅳ.シートの緑化マルチ資材としての評価と防草的利用法:
  海外事例の紹介
Ⅴ.現場でのシートの利用実態と今後の課題
Ⅵ.総合討論
 2009年7月31日に尼崎市中小企業センターで、「防草・緑化へのシート活用の現状と将来」をテーマにした公開シンポジウム(IUWT第1回研究会)を開催いたしました。
 正しい雑草管理には、多様にある雑草管理の防除手段(ツール)の把握・理解が必要不可欠です。そこで、今回のシンポジウムではまず、そのツールのひとつである防草シートについて、防草・緑化面での資質・機能・可能性を改めて多角的視野から評価し、さらなる可能性を探ることを目的としました。話題提供ではシートの歴史や素材の話に始まり、構造や必要とされる特質、試験事例、そして現場での様子や発生している問題等、幅広く取り上げました。総合討論では、新たに求められる特質や利用の可能性について意見が出され、そして現場に合った利用法や施工後の継続した管理、長期的な計画が重要である、といった話が挙がりました。
 参加した人たちはメモをとりながら真剣に耳を傾けておられました。日頃何気なく利用している防草シートの奥の深さに気付かされ、また、シートの更なる可能性についても考えるきっかけとなりました。
多数のご参加、ありがとうございました。
 白崎グリーンナップ本社(鯖江市)で雑草勉強会を開催
 2009年7月16日に、白崎グリーンナップ本社(鯖江市)において、非農耕地雑草についての雑草勉強会を開催いたしました。室内での講義と屋外での雑草採集や同定等の実習を行いました。
  京阪電鉄保線課事務所で雑草勉強会を開催
 2009年6月25日に、京阪電鉄(株)保線課事務所(枚方市)において、保線課の方々を対象とした雑草についての勉強会を開催いたしました。

  防草緑化研究会時代:2003年~2007年

 都市沿線環境に配慮した鉄道敷きのり面の雑草管理 2004~2006年
京阪電鉄全線について、雑草植生調査に基づいた鉄道沿線の土地利用形態別に雑草管理水準を設定し、ゼロエミッシヨン、ゼロクレームを目標に持続可能なのり面の維持管理を実現した。
 マルチ資材としての植物系廃材の雑草制御効果と土壌への影響 2003~2004年
低負荷・循環型の緑地管理体系確立の基礎として、管理で発生する15種類の草本・木本残渣のマルチ資材としての機能性を検定・確認した。食品残渣4種類も合わせて検討した。
<雑草研究49(別):90-91(2004)><雑草研究52(別):252-253(2004)>に発表
 シートを利用したシバザクラ植被形成における雑草の影響とその防除 2003年
秋植え、春植えのシバザクラについて、土壌処理除草剤および植え穴シートの適切な活用によるシバザクラ植被完成までの雑草制御法を確立した。 
 <雑草研究52:57-65(2007)>に発表
 持続的雑草管理を目的としたシート利用によるイネ科植被育成 2003~2005年
雑草植生に代わる良質の植被の省力的・経済的育成を目標に、芝草の種類(寒地型2種、暖地型2種)、播種様式等を比較した現場試験から、適切な植被形成手法を検証した。
 各種シート植栽のカバープランツに対する土壌処理剤の影響 2004~2005年
16種のカバープランツについて、選択性土壌処理剤トリフルラリン・イソキサベン粒剤の植え穴処理の影響を調査し、14種は移植直後でも使用可能、2種は不可となった。
 植栽樹の生育に対する植物系排材・シート組み合わせの土壌改良効果 2004年
10種類の植物系排出物を植栽木株元にマルチし、シートで被覆して、その効果を検証した。
 舗装の隙間からの多年生雑草発生防止に関する基礎実験  2004年
隙間に注入可能なモルタル等諸資材に土壌処理除草剤を練りこみ、イタドリなどの下層土中の根茎からの発生に対する抑制効果を実験的に比較した。
 
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